映画『12人姉妹』 研究ユニット


仏教説話がもとになり、東南アジア大陸部を中心に広く伝わって人々の暮らしに浸透している民話「12人姉妹」。国によっては教科書に取り上げられたり、現代でも映画やテレビドラマのモチーフとされたりするなど、国を越えて繰り返し取り上げられている民話です。「12人姉妹」の物語を通して各地の文化や人々の思いを探ります。

メンバー

岡田知子
平松秀樹
橋本彩

研究会の記録

2017/06/30

「女夜叉と空駆ける馬 「12人姉妹」が映す東南アジアの風土・王・民」
場所:国際交流基金 ホール[さくら]
国際交流基金アジアセンターと共同で開催
モデレーター 山本博之
橋本彩「ラオス:山とともに語り継がれる物語」
岡田知子「カンボジア:女夜叉の娘はモダンガール」
平松秀樹「タイ:「12人姉妹」伝承と特撮映画」
開催案内
シンポジウムの記録

2017/05/27

「仏教説話「12人姉妹」の現代的展開」
場所:京都大学東南アジア地域研究研究所
東南アジア学会関西例会と共催
趣旨説明 山本博之
橋本彩「ラオスにおける『12人姉妹』:山となって語り継がれるプッタセーンとカンヒー」
岡田知子「リー・ブンジム監督『12人姉妹』(1968年)に見る1960年代のカンボジアの諸相」
平松秀樹「タイの『12姉妹』と特撮映画」
コメント 飯島明子(東洋文庫研究員)

2017/03/15

2016年度第5回研究会
場所:国際交流基金
発表:平松秀樹「タイの『12姉妹』伝承-特撮映画とともに」

2017/01/30

2016年度第4回研究会
場所:国際交流基金
発表:岡田知子「コンライ姫の遺言の意味―Ly Bun Yim (1968)『12人姉妹』の結末を読み解く」

2016/11/30

2016年度第3回研究会
場所:国際交流基金アジアセンター
発表:橋本彩「山となって語り継がれるプッタセーンとカンヒー:北部ルアンパバーン民話としての『12人姉妹』~男山、女山~」

2016/09/16

2016年度第2回研究会
場所:大博多ビル貸会議室
発表:
岡田知子「『12人姉妹』概説」
岡田知子「貞女になった女夜叉―リー・ブンジム『12人姉妹』の意義とその影響」
平松秀樹「タイの『12姉妹』とパンニャーサ・ジャータカの伝承をめぐって―海から来たか、山から来たか」
橋本彩「山となって語り継がれるプッタセーンとカンヒー:北部ルアンパバーン民話としての『12人姉妹』~男山、女山~」

2016/07/03

2016年度第1回研究会
場所:東京外国語大学本郷サテライト
発表:
岡田知子「貞女になった女夜叉―リー・ブンジム『12人姉妹』の意義とその影響」
平松秀樹「タイの『12姉妹』とパンニャーサ・ジャータカの伝承をめぐって―海から来たか、山から来たか」
橋本彩「地域に結びついた悲恋物語としての『12人姉妹』」

2016/03/10

大阪アジアン映画祭関連作品検討会
『12人姉妹』について(岡田知子、平松秀樹、橋本彩)